長野市(長野) 茶臼山(729.9m) 2023年2月12日(2回目)  カウント:画像読み出し不能

所要時間  14:35 廃林道起点−−14:48 登山道に合流−−14:55 祠−−15:02 登山道を離れる−−15:11 尾根に出る(630m鞍部)−−15:24 東への展望地−−15:33 西への展望地−−15:40 茶臼山−−15:50 東への展望地−−15:59 尾根を離れる−−16:03 登山道−−16:07 祠−−16:10 廃林道−−16:18 廃林道起点

場所長野県長野市
年月日2023年2月12日 日帰り
天候
山行種類プチ雪山
交通手段マイカー
駐車場車道終点に広い駐車余地あり
登山道の有無半分程度は道無し
籔の有無谷筋はかなり藪っぽい
危険個所の有無無し
冬装備無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント本日2回目、週末では4回目の茶臼山登山。初めて谷から東の展望地へ上がってみたが、この谷は水量は少ないもの両岸とも深く切れ込んで高巻きしにくく、藪っぽくて快適とは言えない。途中で谷に挟まれた尾根を上がったが傾斜がきつい区間があり、土がぬかるんで苦労した。思ったよりはいいルートではなく帰りは別ルートにした




中尾山温泉西に駐輪 廃林道起点
足跡は私の物だけ 今回は谷を直登してみることに
鉄骨を漕ぐって先に進む 小さな堰堤を高巻きすると道の形跡あり
境界標識? モノレール軌道支点跡?
標高480m付近。谷は狭く両岸は切り立っている 標高490m付近。かなり藪っぽい
標高500m付近。目印あり 標高510m付近。ここから中央の尾根に取り付く
尾根に乗る 標高520m付近。尾根が広がり台地状に
標高530m付近。古い空き缶 標高560m付近。凹んだ筋。道の跡?
標高600m付近。ぬかるんだ急斜面で苦労 鹿の群れの足跡
標高640m付近 標高660m付近
東の展望地の南側で尾根に乗る 東の展望地
登山道の雪はだいぶ減っていた 西の展望地から見た蓮華岳〜爺ヶ岳
西の展望地から見た鹿島槍ヶ岳〜唐松岳 西の展望地から見た白馬三山
茶臼山山頂 すれ違った登山者
帰りはいつものショートカットコースへ 登山道に合流。一本松に向けて1人分の足跡あり
廃林道に合流。正規登山道に足跡あり 廃林道起点
駐輪箇所


 今週末4回目の茶臼山登山。いつものショートカットコースを登っても良かったのだが、それよりもさらに距離が短いコースの構想を以前から温めていたので、今回はそれを実行してみることにした。そのコースは廃林道が沢沿いから離れる箇所で廃林道を離れてそのまま沢を直登して東の展望地(680m鞍部)に至るルートである。これなら山頂までほぼ一直線である。

 ただしリスクもある。まず、この近辺の地質はあの白い崖に代表される崩れやすい凝灰岩であり、谷は水の浸食で深く切れ込んで安全に歩けるか不明である。水量も不明である。しかし現場に入ってみなければ何も分からない。ダメそうなら撤退して途中でいつものコースに戻ればいいだろう。

 廃林道を離れて赤い鉄骨の堰堤へ。結構大きな堰堤で高巻きは面倒であり、まずはここを簡単に通過できるかが難関であったが、鉄骨の間隔は1m程度あって最下層を屈んで通過可能であった。水量は非常に少なくて問題にならない程度で一安心。

 しかしこの堰堤のすぐ上流側に目立たないが小さな堰堤があり、こいつは高さ2m程の垂直の壁と化して立ち塞がっており登ることができない。左右を見渡して左側(右岸側)の方が傾斜が緩そうだと判断して雪の急斜面をジグザグに登ると、雪に隠れて見えないが藪の生え方からして何となく道があるような筋が見いだせた。この筋は堰堤を越えてもしばらく右岸にいていた。おまけにカモシカの足跡も続いており、獣道として利用されているようだ。この筋沿いに頭が赤い杭や鉄管製のモノレール軌道固定用杭と思われる物体が1本だけあり、本当に道の跡かもしれない。

 傾斜が緩い谷を進むと徐々に幅が狭くなり、特に左岸側は白い崖が迫った箇所があり高巻は無理そうだった。右岸側の上部は傾斜が緩そうだがそこに達するまでが傾斜は急で登れそうにない。まさかこの先に滝が出てくることは無いと思うが、谷幅が狭いので何かあっても迂回は困難だ。幸いにして危険個所は無かったが谷の中なのに藪っぽくて長靴の長所を生かして水の中を歩いたり。この地質は砂礫が中心らしく水の中でも泥沼のように沈み込む場所はなくて比較的歩きやすかった。

 谷の幅は狭いままでこの先が心配であり、大きく谷が分岐する箇所で中央の尾根に取り付くことにした。地形図を持参していないので谷のどちらが本流なのか分からないが、方角的にはこのまま尾根を進むのが正解のような気がした。東の展望地である標高680m鞍部付近は広い地形になっているので、多少のルートのずれは最後に修正できるだろう。

 尾根に乗ると藪から解放されて歩きやすくなり、すぐに尾根幅が広がって尾根と言うより台地状になる。落葉樹林で日当たりが良く雪はほとんど解けていた。その落葉の中に真赤に錆びた古い空き缶を発見。こんな場所を歩いた人が他にいたのには驚いた。もちろんハイカーとは限らず林業関係者かも知れないが。

 標高560m付近では明らかに地面が凹んだ筋があり、その先に植林帯があったのでもしかしたら道の跡かもしれなかった。しかし標高6700m付近で自然林の急斜面になると道筋は消えて雪解け直後でぬかるんだ泥に足元が滑って苦労する。立木に掴まりながらどうにか突破したが、ここは下りは厳しいだろう。滑れば泥だらけになってしまう。こんな箇所は気温が下がって土が凍っている方が都合がいい。

 傾斜が緩むと一時的に積雪が現れるが、再び登りがきつくなると雪はほとんど溶けていた。登り切った箇所が東の展望地だと思ったら南にずれた地点で、尾根を僅かに北上するといつもの東の展望地に出た。昨日よりかなり積雪は減っていて、この分だと明日には雪が消えそうだ。

 登山道に出ると雪は増えるがそれでももう足首程度まで減っていて、土曜朝のラッセルが嘘のようである。西の展望地に立ち寄ると空気の透明度は悪いが後立山が見えていた。

 茶臼山分岐付近まで来ると篠ノ井方面から上がってきたハイカーに遭遇。昨日に引き続いて2人目である。今回はいつもの昼のトレーニングより1時間ほど早い出発であり、そのおかげだろう。先行者は私と同じく茶臼山へと上がっていきその後を追う。先行ハイカーの高齢男性は山頂に到着して休むことなく踵を返して下山開始。私と同じパターンである。私も写真だけ撮影して山頂を辞して下山開始。男性は往路を戻って篠ノ井方面へ。私は逆方向の一本松方面へ。

 下山は往路の谷は止めていつものショートカットコースにする。一本松コースの登山道に合流すると午前中には無かった1人の足跡があった。この足跡は廃林道ではなく正式登山道へと続いていたが、私はいつものように廃林道を下った。こちらには新たな足跡は無かった。

 

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